TAIボーカル区分法

私は歌うことが好きで、ライブにも出演しています。一方で、物事を分析し、構造で理解したくなる性分でありまして、その発想を音楽に持ち込みました。解剖学的な声の響きの理解とともに、オフィスTAIらしく、歌の特徴と歌い方を分析・分類という手法で可視化し、新しい楽しみ方を提示します。TAI流の新しい音楽の楽しみ方です。

TAIボーカル区分法

TAIボーカル区分法は、楽曲のジャンルや歌の上手い下手を区分するものではなく、声の高さと声の強度という2つの軸から、曲ごとに求められる声の使い方を整理する試みです。自分の声を実験材料にしながら、歌を「聴く楽しみ」と「分析する楽しみ」の両方で味わってみようというわけです。まだまだ発展途上、今後の進化にもご期待ください。

歌は2つの軸で整理しています。
横軸は「声の強度」。息を含ませた柔らかい声から、自然な声、芯を強く前に出す声までを表します
縦軸は「音域」。低音・中音・高音の違いです。
この2軸を掛け合わせ、3×3の9領域に分類しています。それぞれの位置に、代表的な楽曲を配置しています。

なお、掲載する楽曲は固定ではなく、今後入れ替えながら進化していきます。

W-high
高音を柔らかく浮かせる
You Raise Me Up/ 僕のこと
N-high
高音を自然に伸ばす
言葉にできない / メロディー
D-high
高音を強く前に出す
Open Arms / Pretender
W-mid
中音域を柔らかく広げる
Bridge over Troubled Water
N-mid
中音域を自然体で聴かせる
New York State of Mind
D-mid
中音域に力感と前進感を出す
Hotel California / 乾杯
W-low
低音を柔らかく響かせる
What a Wonderful World
N-low
低音を自然に語る
My Way
D-low
低音に芯と情感を加える
Georgea on My Mind
WHISPER NATURAL DRIVE

声の高さ別共鳴エリア

歌う時、常に響きを意識します。音の高さによって体の各部で共鳴します。共鳴させたい部位に「声を当てる」イメージで発声することで、豊かに響かせることができます。

  • 「What a Wonderful World(ルイアームストロング)」を歌うとき、低音共鳴エリアの響き(振動)を意識します
  • 地声で歌うときは、前歯の裏側(地声の共鳴エリア)の響き(振動)を意識します
  • 「僕のこと(ミセス・グリーンアップル)」の高音は、ヘッドボイス領域の響き(振動)を意識します
  • 「メロディー(玉置浩二)」の倍音の豊富な高音は、オペラ領域の響き(振動)を意識します